ショッピングカート(買い物カゴ)の解説
ショッピングカート とは、インターネット上のWEBサイトから商品が購入(複数商品可能)出来る自動プログラムの事。スーパーマーケットなどで複数商品を買う時に利用するショッピングカート(買い物カゴ)が由来です。
従来インターネットで通信販売する場合は、電話やFAX、メールなどで注文を受ける場合が多かったのですが、CGI機能を利用した「ショッピングカート」を導入すれば、接客や注文、受注で発生する手間や管理の時間、注文ミスの軽減になったり、365日24時間無休体制で通販の受注営業が出来ます。
ユーザーが商品を購入する場合、ホームページから商品と数量を選択し順に進むと、商品・個数・送料・手数料などを自動計算し、注文者の配達先情報、支払方法やご希望も伝わります。ユーザーにとっては、電話でのやり取りの煩わしさを省けたり伝言での注文ミスも無くなります。また、注文確定前に確認画面で情報確認したり自動返信メールにて注文書を受け取る事が出来ます。支払方法が銀行振込みなら注文書に振込先を案内したり、クレジットカードでWEB決算も可能です。
また、途中で画面を閉じて購入を中止する事も遠慮なく出来るので接客されるのが苦手なユーザーやじっくり買い物をしたい方にとっては、好都合なのです。なにより、外出する事なく各店の様々な商品を短時間で比較回覧でき、そのまま購入出来る手軽さが良いのでしょう。
どのショッピングカートも仕様や機能こそ違いますが、基本的な部分は同じで、ショピングカートを利用した事のあるユーザーなら簡単に操作出来るはずです。 しかし、初心者ユーザーには不安で、問い合わせやメール・電話注文が安心の場合もありますので、ホームページ上には、メールフォームや電話番号も目立たつように表示案内しましょう。
サイトオーナーは、ホームページに店舗や商品の情報を載せる様に、ショッピングカートにも商品の棚を作り、価格・在庫・支払方法・送料・期限・規約などを設定するだけです。 受注確認は、Eメールで受信(携帯メールに通知も可能)するかサーバのログ管理で注文を確認します。実店舗との商品管理で在庫数の設定も大事です。注文を受けた場合は、注文情報を元に伝票・荷作り・発送など、通常の店舗運営と同じですが、購入者へEメールにて「発送のお知らせ」などを送信した方が購入者の不安も解消されたり対応の良さも評価されます。
また、全ての購入者の顧客リストが出来ますので「キャンペーンやお買い得情報」などの営業メールも発信でき、今までの待つだけの営業形態から脱却し、新規顧客とリピーターの確保による売上アップも期待出来ます。
ショッピングカート(買い物カゴ)の機能性と導入
機能的にはショピングサイト側のサーバーとHTTP cookie機能などにより、選択した商品のリストが自動的に作成され、商品選択やショッピングカート確認の都度、合計金額を表示します。二重注文や注文ミス、記入忘れの空欄や誤記を指摘する機能を備えたり、迷わず順番に進めるように視覚的にも誘導します。「間違って買ってしまう」注文ミスやトラブルを防ぐ為、訂正商品の個数変更や削除を簡単に行う事や送料計算・無料設定などの便利な追加機能も必要です。
更に、クッキーの保存設定や会員登録によって、リピーターが個人情報の入力が自動になる機能も可能なので非常に便利です。 個人情報のセキュリティは、ログを外部に流出しないように保守管理する事。 通信でのセキュリティは顧客情報をSSL暗号化通信で送信する方法もあります。
ショッピングカートを導入する場合、買取り・レンタル・サーバ一体型・無料ダウンロードなど色々なタイプがあります。 サーバによって設置出来なかったり著作権のリンク義務がある物も多いのです。 機能面でも有料の物は、通販に必要なソフトもオプションで装備されていたり、レンタルなら月額数千円程度で、大規模通販なら大容量な自社専用サーバや証明書などで月数万円以上の専用規模で運営します。
ネット屋サンでは、ホームページの制作と、ショッピングカートやメールフォームの設置や改良で、デザイン性と機能性の向上を格安で行っております。